細本和子
細本和子
プロフィール

1928年生まれ

職業:占い師

年末の風物詩…表紙は見たことあるけど、中身は知らない!

毎年年末になると、本屋の占いコーナーにうずたかく平積みにされる「ゲッターズ飯田の五星三心占い」。
ここ数年で急激にその認知度をあげ、大人気になっているこちらの占い本ですが、その中身をまだ見たことがない!
という人もいるのではないでしょうか?「五星三心占い」とは一体どんなものなのか?本の内容は?簡単に紹介させていただきます。

「金のカメレオン」「銀のイルカ」?オリジナルすぎる12タイプに分けて占う!

ゲッターズ飯田氏が考案した「五星三心占い」の最大の特徴は、対象となる人を生年月日から「オリジナルの12タイプに分けて」占う点です。

12タイプ、と聞くと真っ先に「12星座」が思い浮かびそうなところですが、ゲッターズ氏考案による12タイプは一味違っています。
分け方としては、まず生年月日から6つある星「時計」「カメレオン」「鳳凰」「羅針盤」「イルカ」「インディアン」のうちのどれになるのかを算出し、さらに生まれの西暦年数が偶数なら「金」、奇数なら「銀」に分けるという形をとっています。
〈6つの星〉×〈「金」「銀」いずれか〉で12通り、という形ですね。

たとえば生年月日から自分の星が「時計」の人が偶数生まれならば「金の時計」タイプに当てはまることになります。

…およそ聞きなじみのないタイプ分けではありますが、ゲッターズ氏いわく占いの内容に根拠を得たネーミングにもなっているようで、そう聞くとなんだか面白そうだと思えませんか?

気になる本の中身…どんなことが書いてあるの?

さてタイプ別の仕組みが分かったところで本を見てみましょう。

本は6つの星ごとに分化されて出版されていますので自分の該当するものを手に取ることになります。

本は、1年を通じての全体運や恋愛運・仕事運が詳細に記された「読む」占い結果と、365日に対応した1日1行程度のいわば「見る」占い結果の2本柱をメインに構成されています。
買ってすぐ「読む」占いをひととおり読んだ後は、1年を通じて「今日の運勢はどうかな」と毎日「見て」確認するという楽しみ方ができるような作りになっているのです。

こうすれば運気を上げられる!…最後のページまで読者を飽きさせない工夫が

本を購入した人を飽きさせない作りはそれだけではありません。
ページのはじを注意して見てみると、どのページにも運気が上がる一言アドバイスとして、生活の中で簡単に実践できるような心がけや取り組みが記されています。
良い結果も悪い結果も出ることがある占いの本にあって、こういった読者の気持ちに寄り添う工夫がなされているのはありがたいことですよね。
さらに巻末に用意されているタイプ確認の早見表を確認すれば、タテ列とヨコ列をたどるだけで簡単に生年月日から複雑な計算を必要とせずに12タイプのどれに当てはまるのか分かるようになっています。
6タイプ別に分冊されている「五星三心占い」ではありますが、全タイプ共通の内容として、この早見表と全タイプに対応した簡単な占い結果が載っています。
これを利用することで友人知人との相性が分かったり、占ってあげたりできる仕組みにもなっているのです。
このように、ひとりで本を楽しんだ後は友達と一緒に楽しめるところも「五星三心占い」の人気の秘密なのかもしれませんね。

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